こんにちは。もっさん(@mossantokutoku)です。
下処理済みで、使いたい量だけ使うことができ、比較的長期保存が可能な冷凍野菜。
冷凍野菜のコスパは良いのか、今回は「冷凍野菜」と「生野菜」の価格について比較してみたいと思います。
- 冷凍野菜のコストパフォーマンスは良いのか、節約になるか
- 冷凍野菜と生野菜はどちらの方が安いのか
- 冷凍野菜を購入した方が安上がりなのは、どのような時か
私は一人暮らしで食費月1万円生活を実施しており、ある月※では食費の中で野菜の占める割合は約20%を占めていました。
こちらの記事にも記載しているように、野菜は旬の野菜やもやしなどを購入することが多いのですが、生の野菜だけでなく冷凍のブロッコリーやほうれん草などもよく購入しています。
冷凍野菜は便利だけど、やっぱりその分高いんじゃないの…?
こんな風に思われる方もいらっしゃるのではないのでしょうか。
そこで、「冷凍野菜と生の野菜はどちらの方が安いのか」実際に重さを量って比べてみました!
冷凍野菜は節約に繋がるのか、検証してみたいと思います!
冷凍野菜の価格
業務スーパーの冷凍野菜
冷凍野菜と生野菜の価格を比較する前に、どのような冷凍野菜がどのくらいの金額で販売されているか見てみましょう。
冷凍野菜が安くて有名なのは、業務スーパーです。
まずは、業務スーパーで販売されている冷凍野菜の価格・量を見てみましょう。
野菜名 | 価格(税抜) | 内容量 | 100gあたりの金額 |
---|---|---|---|
ほうれん草 | 188円 | 500g | 37.6円 |
ブロッコリー | 158円 | 500g | 31.6円 |
枝豆 | 148円 (むき枝豆は188円) | 500g | 29.6円 (むき枝豆は37.6円) |
かぼちゃ | 158円 | 500g | 31.6円 |
さといも | 198円 | 500g | 39.6円 |
いんげん | 158円 | 500g | 31.6円 |
青ねぎ | 178円 | 500g | 35.6円 |
野菜の種類が豊富な上に、かなり安いですね!
他にも、以下のような冷凍野菜がありました。
- 野菜ミックス(和風/洋風/ごぼう・にんじん/ミックスベジタブル)
- 千切りピーマン
- なす(揚げなす乱切り/焼きなす)
- 玉ねぎ(刻み/スライス/オニオンソテー)
- 小松菜(カット)
- ニラ
- パプリカ
- オクラ(スライス)
- れんこん(スライス)
- 白ねぎ(カット)
- カーネルコーン
カット済みの野菜も多く、調理の時短につながりそうですね!
冷凍野菜だけでなく、マンゴーやいちご、ライチやブルーベリーといった冷凍の果物も販売されていました。
安くて種類が豊富な業務スーパーの冷凍野菜。
コスパに優れている理由の一つとしては、中国産であることが挙げられると思います。
・業務スーパーの冷凍野菜はコスパ最強
・国産品ではない(気になる方は注意が必要)
国産や中国産以外の冷凍野菜
業務スーパーの冷凍野菜はとても安いのですが、中国産の物がほとんどです。
一方で、スーパーでよく並んでいる生の野菜は国産品が多いように思います。
中国産の冷凍野菜が安いことは分かったよ!
普段買っている野菜は国産品が多いんだけど、国産品だと冷凍より生野菜の方が安いのかな?
国産の冷凍野菜はどの程度の金額なのでしょうか。
実際に、近所のスーパー・ドラッグストアで確認してみました。
以下の表が国産や中国以外の国の冷凍野菜の価格・量をまとめたものになります。
※国産の冷凍野菜がない野菜もあったため、中国産以外の商品をまとめました。
野菜名 | 価格(税抜) | 内容量 | 100gあたりの金額 |
---|---|---|---|
ほうれん草 | 158円 | 200g | 79円 |
ブロッコリー(エクアドル産) | 240円 | 500g | 48円 |
枝豆 | 269円 | 300g | 89.7円 |
かぼちゃ | 284円 | 500g | 56.8円 |
さといも | 350円 | 250g | 140円 |
いんげん | 310円 | 300g | 103.3円 |
青ねぎ | 220円 | 150g | 146.7円 |
中国産の生野菜はあまり見かけないので、この金額をもとに冷凍野菜と生野菜の価格比較をしてみたいと思います!
国産の冷凍野菜は、さすがに業務スーパーの冷凍野菜よりも高いね💦
冷凍野菜と生野菜の価格比較
それでは、実際に冷凍野菜と生野菜の価格比較を行いたいと思います!
今回は、数ある野菜の中から以下の野菜を選んで比較しました。
- ほうれん草
- ブロッコリー
※全ての野菜を比較するのは難しいため、個人的によく使う野菜を比べてみました。今後、可能であれば別の野菜も比較・追記したいと思います。
ほうれん草
今回は茨城県産のほうれん草を購入し、計算してみました。
購入金額・重量をまとめるとこのような結果となりました。
- 購入金額(税抜):98円
- 重量:194g
袋や捨ててしまう根の部分を差し引いて可食部の重さを約180gとすると、100gあたりの金額は54.4円という結果となりました。
一袋194gのほうれん草の場合、可食部の100gあたりの金額は54.4円
一方、ほうれん草の冷凍野菜の金額は、先述したように100gあたり79円です。
やっぱり生の野菜の方が安いね!
特売の生野菜には勝てないよ…
逆に、いくら以上だったら冷凍野菜の方が安いのかな?
生のほうれん草の可食部は約180gなので、143円以上※であれば冷凍野菜の方が安いということになりそうです。
冷凍のほうれん草、思ったよりも高くないんだね!!!
ほうれん草の場合…
・一袋98円の場合、生野菜の方が安い
・一袋143円以上であれば冷凍野菜の方が安い
ブロッコリー
ほうれん草と同様に、ブロッコリーも計算してみました。
購入金額・重量は以下の通りです。
- 購入金額(税抜):98円
- 重量:421g
この「421g」は、茎の部分を取り除いた重さになっています。
袋や取りきれなかった水分を考慮して、可食部の重さは一個あたり約410gと仮定したいと思います。
100gあたりの金額を計算すると、23.9円という結果となりました。
一個421gのブロッコリーの場合、可食部の100gあたりの金額は23.9円
一方、ブロッコリーの冷凍野菜の金額は、先述したように100gあたり48円です。
やはり生のブロッコリーの方が安いですね。
次に、ほうれん草と同様に、いくら以上であれば冷凍野菜の方が安いか計算してみましょう。
生のブロッコリーの可食部は約410gなので、197円以上※であれば冷凍野菜の方が安いということになりそうです。
切ったり、小分け冷凍したりする手間を考えたら、冷凍野菜ってそこまで高くないかも…!
ブロッコリーの場合…
・一袋98円の場合、生野菜の方が安い
・一袋197円以上であれば冷凍野菜の方が安い
まとめ
今回は、冷凍野菜と生野菜について産地や量を考慮したうえで価格比較を行いました。
冷凍野菜の方がやはり単価は高いものの、カットの手間や長持ちすることを考慮するとそこまで高くないとも言えそうです。
旬の野菜はかなり安く購入できるうえに栄養価も高いため、冷凍野菜よりも生野菜を選ぶと良いかもしれません。
「下処理が面倒な野菜は冷凍野菜」「広告の品で安くなっている野菜は生野菜」など、皆さんの野菜購入時の参考・判断材料になりましたら嬉しいです。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました!
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